システムエンジニアの精神疾患発症リスク

システムエンジニア(SE)はその仕事柄、長時間労働をし易いと言われている。なぜならば、営業職が勝ち取ったプログラミング開発の納期設定が厳しく、しかもクライアント側からの要望も多種にわたるなどしており、さらに開発にかけられる人員も時間も限定されていることがある。

システムエンジニアに限ったことではないが、一般的に長時間労働を行った場合にはうつ病を始めとする精神疾患を発症しやすいとされる。その長時間労働の具体的な数字は国、厚生労働省などによっても報告されているところであるが、残業時間及びその他就労に関するストレス等などが複雑に関係して発症されていると言われている。

そのため、精神疾患発症のリスクを抑えるための一番の手段としては、長時間労働を禁止することが効果的だ。ただし、これは従業員側からのアプローチだけでは不十分であり、雇用する側においてたとえば産業医の選任であるとかあるいは産業保健師の活用を考えていく手段も有効であるために、長時間労働による精神疾患を避ける意味でも従業員の健康管理を行うのは企業等雇用者側の責務であることを十分に理解して、その対策を行っていくことが望ましいと言われている。

労働安全衛生法や同規則でも、特に急増している精神疾患についての対策案がまとめられたところであり、こうしたものを参考にしつつ適切な対処を取ることが企業側、雇用者側に求められていることはよく知っておく必要がある。